NDとMOの特性を合わせ持ったNM
状況の変化が大きく、雪を読みきれないときに便利なNM。 ND、MOそれぞれに適した雪には個々のワックスのほうが速いですがアベレージでの快適性を求める場合にNMは有効です。
長時間(長滑走距離)の性能を求める場合はホットワクシングしておく必要が ありますが、雪の状況を見てから判断する場合は、現地で生塗りでも対応できます。 その場合はKWX-1,2,3までホットワクシングを行い、スクレイピング、ブラッシングまで行った状態でNMを現地で生塗りします。
<生塗りの作業方法>
滑走面全体に NM を直接ゴリゴリと塗りつけてコルクで磨きます。滑走面を雪につけて30秒ほど冷やし(雪温に合わせる)てからブラッシング。
KWXプレミアムズの使い方
商品名:NM-7 容量:10g・30g・100g 雪温:0~-4℃
気温が高く雪質が複雑に変化している状況用。気温が高いことは確実でも雪の状況判断が難しい場合などに「外さない」という意味で重宝します。
[NM-7]は8、9に比べて柔かいので生塗りしたときに多量に塗りやすいため、コルク後に滑走面を雪に着けて充分に冷やしてからブラッシング(スモールブラスブラシ)してください。
[価格] 10g:2,200円、30g:4,00円、100g:10,000円(税別)
商品名:NM-8 容量:10g・30g・100g 雪温:-4~-10℃
圧雪されたコース内用。とりあえず1つプレミアムズのワックスを試したと思った場合に、最も「外さない」ものが[NM-8]です。100点の滑走性は少ないですが安定して90点と言える性能。雪が降り始めても新雪が10cm程度ならまったく問題ありません。降ってくる雪質が複雑に変化しているときも「外さない」強味がレースでも生きて来ます。
[価格] 10g:2,200円、30g:4,00円、100g:10,000円(税別)
商品名:NM-9 容量:10g・30g・100g 雪温:-5~-25℃
バックカントリーで標高差も大きく、状況が著しく変化するときにワックスのことなど考えている余裕はありません。日向と日陰だけでも雪質が大きく変わっているなどのロケーションや、日によって最低気温の温度差が10℃以上あるような場所での連日の滑走に対応できる冒険家の強い味方です。
[価格] 10g:2,200円、30g:4,00円、100g:10,000円(税別)