| 〜 カシワックスの仕組みご説明します 〜 |
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| パラフィンのコントロール |
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| パラフィンは、温めると溶け、常温では固体の物質ですね。つまり冷えれば硬くなる。この「硬くなり方」をコントロールできないものか?と考えました。雪も基本的に寒いほど硬くなりますから、この「変化リズム」を合わせたら、理想のワックスができるのではないか?という発想です。 |
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| まず、「単体」で様々なパラフィンをテストしました。まず市販物で存在する様々な材料となる「パラフィン」があり、この「温度変化による硬度変化のデータ」を作成。某テスト機関に持ち込んで正確にデータを作ってもらいました。他社の市販されているワックスも同じようにして計測。「このワックスは、この温度では速い」というデータは持っていますので、そういった過去のデータと比較しながら、「理想の硬さ」を求めて、サンプルを作りまくりました。 |
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| 「理想の変化グラフ」を某精製工場の方に見ていただいたところ「1種じゃ不可能ですよ」と言われて、ここから「2種以上でのテスト」がはじまり・・・ついに完成したカシワックス。 |
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| 1-2-3 という考え |
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| 「浸透性に優れたワックス」をまずは求めました。これは「調合」で作ることはできない領域で、精製そのもので作るしかなく、大規模な施設が必要となるために、某化学工場にご協力いただき、融点の低いパラフィンを作りました。後のKWX-1です。 |
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| 次に、理想の硬さに変化するパラフィンを求めました。パラフィンというものは面白い物質で、AというパラフィンとBというパラフィンを混ぜると、その中間の特性になるのか?と言うと、そうではないんです。まるで別の物になる。すでに完成したKWX-1に新型の「X」がソールの中で混ざったときに、理想の硬さになるためのテストを繰り返しましたが、スピードは出ますが、どうしても持続性が弱く、ワックスが予想よりも早く抜けきってしまう。「X」の粘性を上げると速度が落ちる。 |
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| そこで「第3のワックス」KWX-2が登場。2種類でダメなら3種類にして試しました。KWX-2は滑走性を考えなくて良いので(KWX-3がその役割)、浸透性と定着性に徹することができる。これによって、KWX-3も「確定」し、3ステップのワックスとしてカシワックスが完成しました。 |
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| KKWX-4 と KWX-5 の登場 |
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ワックスが雪の変化リズムに合わせて変化(硬さが変わる)する。しかし、一定の条件から外れると、その変化リズムは通用しなくなる。その一つは、-7℃以下の雪。雪を水に変えるには、加熱するか圧を加えれば良いのですが、-7℃以下になると、どちらかといえば「水」よりも「氷」に近くなり、摩擦も大きくなる。しかし、-7℃以下というのはドライな状況が多く、ワックスに求める特性も変わってくるため、この範囲は「特別な領域」として、1-2-3からは切り離して考えることにしました。特に寒い状況では「プラスアルファ」の要素を加えて、ワックスの変化リズムを変える。
この新しいリズムを生み出すのがKWX-4です。 |
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| 真逆の状況でも、1-2-3の変化が通用しない状況があります。それは気温がプラスになった場合。ワックスは雪に触れて、硬さが変化しますが、ワックスが存在するのはソールの中です。そのソールはボードに貼り付いていて、その表面であるトップシートが太陽熱で温められると、ワックスの変化リズムに影響が出てしまう。このような状況でもKWX-4を使用します。 |
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| 次なる課題は「持続性」。出先でワックスを塗ることが出来ずに、数日間滑走しなければならない、という状況。ここでは「定着」に専念したワックスとしてKWX-5を作りました。 |
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| まとめ |
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| カシワックス完成までに、多くの方々の「要望」を聞くことで、あらゆる状況を想定し、環境にも配慮した製品を作ることができました。ご協力いただいた皆様に深く感謝いたします。 |
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| はじめてホットワクシングを行う際の「不安」を軽減し、塗りやすく、剥がしやすいワックスは「ワクシング作業は大変」という概念も壊し、新しいスピードを多くの方に体感していただいております。 |
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| これからも、スノーボード(スキー)を楽しんでいただきたいと心から願っています。 |
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| KL-101 |
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| 究極に「楽」な液体ワックス。「アイロンも面倒」と言った某ライダーの希望により作りました。究極の「楽さ」のために、液体シリコンによるニュルニュルスピードを体感できます。汚れた雪や、人工雪、黄砂の混じった雪など、通常のワックスが苦手とする状況で特に強いです。 |
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